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 トークレスキュー  ワンポイントアドバイス 
 

人前で話すことは多くの人にとって苦手なもの。

大事な内容を話すとなればなおさらです。

 

トークレスキュー代表・高木圭二郎がラジオ局での18年半の体験をもとに

皆様のお困りごとの解決のヒントになる大事なポイントをお教えします

 



  ポイント①    メモづくり   


人前で話す際に、あれもこれも、と話す内容が混乱していませんか? 

話がまとまらない、大事な言葉が出てこない、ということを避けるために
頭の中の思いを一度「書くこと」=「メモづくり」が有効です。

メモづくりのコツは、「項目、単語、箇条書き」。

話す項目を15文字以下の単語や短文で書きましょう。
ニュースのテロップ文字のように、短文で話す項目をリストアップすると
混乱を回避できます。

実はメモを作る作業=書く作業は、心を整える効果もあるのです。
時間が無い時こそ「メモづくり」とお考えください。



  ポイント②    ストレッチ   

人前で話す際、体をほぐすストレッチはとても重要です。

あがり・緊張を感じると、声がうまく出ない、表情が硬くなる、
いつもより汗をかく、顔が紅潮する、などの身体症状が出ますが、
これは脳や自律神経の「恐怖反応」といわれています。

この恐怖反応を頭の中の考え方だけで封じることはかなり困難です。

そこで身体全体をほぐし自律神経をほぐすストレッチがおすすめです。

ストレッチのコツは、あわてず、じっくり行うこと。
時間の目安は10分以上。全身や下半身もしっかり伸ばしましょう。

少し動いて体温を上げてからじっくり伸ばすストレッチや、
座りながら行うストレッチも効果があります。

丁寧なストレッチは、話す際のあがり・緊張の緩和策・予防策です。

緊張緩和の効果は個人差があり、さまざまな緊張緩和策がありますが
ストレッチは皆さんの声と心を整える大事な作業と思ってください。

講師はラジオ局でニュースを読む前にもこのような全身のストレッチをしていました
講師はラジオ局でニュースを読む前にもこのような全身のストレッチをしていました



  ポイント③    ランスルー   

「ランスルー」は「流れを止めない通しリハーサル」の意味です。

リハーサルなので書いたメモを見ながらでも大丈夫です。
本番同様の流れで実際に声を出してみましょう。

コツはできるだけ本番の会場を想定すること。

話すときの立ち位置、照明、集まる人の視線、聞き手の表情、
会場の雰囲気もイメージします。

使う道具や機材も本番同様に近づけましょう。

マイク、スピーカー、ホワイトボードのペン、手元の筆記用具、
パソコン、プロジェクターなども事前にできるだけ使って確認します。

このランスルーの回数は3回以上がおすすめです。

実際にランスルーをしてみると、ペンがインク切れだったり、
プロジェクターのセッティングに時間がかかったり…などと
多くの気付きが生じるはずです。

この気付きに沿って改善することが安心材料を増やすことになります。

可能であればランスルーの際、ICレコーダーやスマホのアプリなどで
録音・録画を行ってください。

録音・録画の目的は、実は時間計測。

話が何分何秒でまとまるかを事前に確認することで、
時間オーバーを防ぐ練習にもなるのです。

ランスルーは安心材料を増やすとても大事な過程なのです。



  ポイント④  ゆっくり・はっきり・しっかり  


大事な場面や人前で話す際、発声・アナウンス面の重要ポイントが
「ゆっくり・はっきり・しっかり」の口調です。

「ゆっくり・はっきり・しっかり」をワンセットで覚えてください。

ゆっくり 
 「ゆっくり」話すことで相手に落ち着いた印象を与えます。
 目安は1分間で300-400字程度。
 アナウンサーがニュースを読むようなスピードです。
 「ゆっくり」の口調は、話す側・聞く側の双方に安心感をもたらします。

はっきり 
 言葉の一音一音を「はっきり」出すことを意識しましょう。
 言葉が聞きやすくなり、伝わり方や印象が変わります。
 口をタテヨコに大きく動かし、口の形を作ることで
 言葉のとちりも少なくできます。

しっかり
 言葉の意味を「しっかり」つかんで話しましょう。
 言葉の意味を確かめながら話すと、意識も表情も変わるはずです。
 大事な場面の大事な言葉の意味を「しっかり」確かめてください。



  ポイント⑤    絵を伝える    


「絵を伝える」ような言葉 = 
相手の脳裏にイメージを浮かばせるような表現は、
印象を深めこころに響く言葉になります。

「絵を伝える」言葉の一例は、ご自身の体験談。

体験談を話すときは当時の情景がまるで写真や絵のように
皆様の脳裏に浮かんでいるはずです。

その情景をイメージしながら話すことで、細部の説明が加わり、
声に力が入り、感情がこもり、説得力や共感を生む言葉となります。

講師の高木が長年在籍したラジオ局の現場は、音声放送の現場。
ラジオは映像が無いメディアゆえ「絵を伝える」ように
言葉を発することは、とても大事となこととされていました。

特にスポーツ中継やニュースの仕事では、聞いてくださる方が
映像や絵をイメージできるように伝えることがとても重視されていました。

「絵を伝える」という表現は難しい技法のひとつです。

それゆえに相手の脳裏に「絵を伝える」という意識は、
大事な場面の大事なメッセージを届けるカギとなるはずです。
 


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大事な場面の話し方・伝え方のノウハウは
このほかにもたくさんあります。

トークレスキューの講座では放送現場で使った
多数の技法もお教えしています

皆様、ぜひセミナー・レッスンの会場でお会いしましょう!
              
                  (講師:高木)


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