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スピーチ・プレゼンの「とちり」が心配な皆様へ とちりは実は「GOサイン」

2017/05/14

トークレスキューの高木です。
この「伝え方コラム」では人前の話を控えた方向けの記事を掲載しています。

人前で話す際に言葉の「とちり」や、発音ミスの「かみかみ」を
気にする方は非常に多いと感じます。

言葉を正しく伝えるアナウンサーたちにとって
「とちり」は視聴者にもすぐに見破られるミスで
できるだけ回避せねばなりません。

ですが「とちってはいけない…とちってはいけない…」
と思えば思うほど、言葉を「かむ」確率は上がってしまいます。

「~してはいけない」という思考は心身の緊張度を高め
口の周りや舌の筋肉をも硬直させるからです。

とちる理由はいくつもあります。

・発音時の口の形
・舌のもつれ
・早口
・心理的重圧        などなど

頭に浮かんだ言語を音声化する段階での複合的な要因が
「とちり、かみかみ」を生じさせるのです。

私はラジオ局でアナウンサーの仕事を18年半担当しました。

とちり、かみかみのたびに心的ショックを感じ、
その場は平然を装うけれども、周囲が同情するほど心がへこむ、
…という経験は数え切れません。

そんな私なりの「とちり、かみかみ」の結論を申し上げます。


「とちり・かみかみは、すべてGOサイン」

「とちったら、続ける」

こう考えていただきたいと思います。




試しに皆さんもテレビやラジオのニュースを
最初から最後まで集中して視聴してしてください。

プロのアナウンサーたちもとちることがあります。
それも割と頻繁に放送現場でのとちりは発生しています。

ですが上手なアナウンサーたちは必ず立て直します。

プロは「とちったあとの立て直しの技術」が抜群にうまいのです。

プロたちはとちることは「想定内」として考え、メンタルを崩さすに
スムーズに立て直す術を現場で身につけることが多いのです。

「とちらないこと」も大事ですが、それ以上に
「とちった後の立て直し」こそが重要だと私は考えます。

だって本番でとちったら、言い直すしかないですよね。

「皆さん、聞かなかったことにして」というのは無理なわけです。

とちった時、少し間をおいて、呼吸を整えて、
ゆっくりと言い直せばよいだけの話。それだけなのです。

そして皆様ご自身が思うほど、周囲の人は
とちりを気にしていないものなのです。

確かに「とちり」は不格好かもしれません。
とちりが許されない厳粛な場面もあるかと思います。

ですが少々経験を積んだディレクターの視点で考えると、
「とちり」は「人間らしさ」が伝わる要素ですし、
「注目度があがる場面」とすら言えるのです。

状況にもよりますが
「とちり=ご愛敬」という見方もあるわけです。
(私はラジオのディレクターとしても経験を重ねました)

また「とちり」のあとに平然と立て直せれば、
周囲から一目置かれることにもなるので、
とちりは「成長のチャンス」でもあるのです。

ということで、皆様はこのようにお考え下さい。


「とちり、かみかみは すべてGOサイン」


この考えが皆様の安心材料になれば幸いです。

トークレスキューでは志ある皆様を心から応援します。
次回のコラムもどうぞお楽しみに!(講師・高木)

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