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人前での声に自信がない方へ 「簡略版・発声練習」のすすめ(2)

2017/06/09

トークレスキューの高木です。
「伝え方コラム」では人前の話を控えた方向けの記事を掲載しています。

前回に続き「発声練習」の話です
前回のコラムはこちら

前回は「簡略版・発声練習」の3つのポイントを紹介しました。
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[ トークレスキュー的 簡略版・発声練習 3つのポイント]

ポイント① ストレッチ、ボディワークは欠かさない。

ポイント② 「ア行・ハ行・マ行・ラ行の短音」を重点的に練習。

ポイント③ ゲーム感覚(=声の強弱・高低・緩急など)も入れる

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では一つずつ説明します。

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ポイント① ストレッチ、ボディワークは欠かさない。

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伝わる声を出すには身体の準備がとても大事です。

「時間が無い時こそ、ストレッチ」と思ってください。

意識するのは、大きな筋肉(胸部、背中、脚部)。

数分間でもこれら筋肉をほぐすことで
発声練習の効果があがり、メンタルの緊張度がさがります。




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ポイント② 「ア行・ハ行・マ行・ラ行の短音」を重点的に練習
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「短音(たんおん)」は「ア・イ・ウ・エ・オ」などの短い音。
「アー~」などと伸ばさない音です。

ちなみにアナウンスの世界では「アー~」などと伸ばす音は
「長音(ちょうおん)」や「ロングトーン」などと呼ばれます。

発声練習の「短音」の基本形は、このパターンです。


ア・エ・イ・ウ・エ・オ・ア・オ


これは50音のア行の並び替えです。
ア行は母音(ぼいん)とも呼ばれる大事な要素。

ア行(母音)の声をはっきり出すとクリアで聞きやすい声になるため、
中学高校の演劇部や放送部の発声練習でも広く行われています。

ではためしに30秒ほど声を出して読んでみましょう。


ア・エ・イ・ウ・エ・オ・ア・オ (繰り返し×30秒)


口の形をしっかりと、たて、横に広げるのがコツです。

大きな声が出せる状況でしたら、徐々に声を大きくして
少し大きめの声も出しましょう。


そのうえで、ハ行、マ行、ラ行の音にします。
ア行が母音、その他の行は子音(しいん)と呼ばれます。

ここもハ行、マ行、ラ行と、30秒ずつ繰り返してみましょう。


ハ・ヘ・ヒ・フ・ヘ・ホ・ハ・ホ(繰り返し×30秒)

マ・メ・ミ・ム・メ・モ・マ・モ(繰り返し×30秒)

ラ・レ・リ・ル・レ・ロ・ラ・ロ(繰り返し×30秒)


いかがでしょうか?

ア行の短音と音の並びは似ていますけど、
使う筋肉が若干違うことにお気づきでしょうか。

詳しく説明します。

ハ行は 呼吸音。
 ハヒフヘホの音は息をたくさん吐くため実は「腹筋」を使います。

マ行は 上下の唇が重なる音。
 マミムメモの音は一度口を閉じるので「口まわりの筋肉」を使います。

ラ行は 舌を動かす音。
 ラリルレロの音は舌が口の中で動くため「舌まわりの筋肉」を使います。
 
他のカ行、サ行、ナ行なども大事ですが、ここでは

「声を出すための筋肉をほぐす」

という目的に特化して練習内容を選択しています。

「簡略版・発声練習」のポイント③については 次回のコラムでご説明します。

トークレスキューでは志ある皆様を心から応援します。
次回のコラムもどうぞお楽しみに!(講師・高木)

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