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人前での声に自信がない方へ 「簡略版・発声練習」のすすめ(3)

2017/06/15

トークレスキューの高木です。
「伝え方コラム」では人前の話を控えた方向けの記事を掲載しています。

きょうは「簡略版・発声練習」のポイント③ =
「ゲーム感覚(=声の強弱・高低・緩急など)も入れる」という内容です。




このテーマの(1)はこちら



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母音の短音(たんおん)の発声練習

「ア・エ・イ・ウ・エ・オ・ア・オ 」

を土台にして

「ハ行、ラ行、マ行、ラ行をしっかり」

という手法をご提案しましたが、
「短音」の発声練習のトレーニングは単調になりがち。

ぶっちゃけ、飽きちゃいますよね。

ですが、様々なバリエーションが組めて、
持続しやすくなる方法があります。

それがこの簡略版・発声練習のポイント③

「ゲーム感覚(=声の強弱・高低・緩急など)も入れる」

という方法です。

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「強弱」をつける方法はこんな感じです。

弱い声で

「ア・エ・イ・ウ・エ・オ・ア・オ … 」(繰り返し)

そのあとで、強い声で

「ハ!・ヘ!・ヒ!・フ!・ヘ!・ホ!・ハ!・ホ!」(繰り返し)

このセットの繰り返しだけでも、実は
しっかり声を出すための土台づくりの一助になります。

なぜかというと、

「ア行の母音で口の動きを確認した後で、
 ハ行で呼吸と腹部の動きをしっかりチェック」

という実践的なトレーニングになるからです。

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強弱だけでなく、「高低、緩急」もつけられます。

高い声、低い声、早いスピード、ゆっくり読み、と
バリエーションを変えてみる方法です。

その際「キャラ」をイメージするのも大いにありです。

イメージはこんな感じです。
例えば悪役ボイスのイメージで、ゆっくりと低い声で

「ア・エ・イ・ウ・エ・オ・ア・オ … 」(ゆっくり、低い声)

そのあとですぐにキャラを切りかえて…
ソプラノ歌手の高い声のイメージにスピードを重ねて

「マ・メ・ミ・ム・メ・モ・マ・モ…」(スピーディーに、高い声)

などなど。

童心に帰って、自由に高低、強弱、緩急をつけてみてください。

「短音」の発声練習に高低・強弱・緩急を加えることで
リズムやメロディの要素が加わります。

さらにキャラを意識する練習は
「生きた声、伝わる声、相手に響く声」につながります。

つまりこの「簡略版・発声練習」のポイント③は

単調になりがちな「短音の発声練習」を

「音楽的要素や演劇的要素を織り交ぜた
 簡単かつ実践的なボイストレーニングにしてしまおう」

というご提案なのです。

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私の場合、ニュースの本番を迎える前に
この「短音の発声練習」を強弱・高低・緩急と
バリエーションを変えて10分以上行うこともありました。

私は飽き性なので、

「ア・エ・イ・ウ・エ・オ・ア・オ」だけでなく

「オ・ア・オ・エ・ウ・イ・エ・ア」

と逆方向からの読みも入れていました。

これだけでも発声練習のバリエーションが無数に広がります。

「ホ・ハ・ホ・ヘ・ヒ・フ・ヘ・ハ」
 … さらに高低・強弱・緩急 でそれぞれ繰り返し
 … さらに悪役、ソプラノ で 繰り返し…
 … さらに逆方向 … という感じです。

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簡略版・発声練習のコツは、

「恥ずかしがらず、なおかつ無理をせず、
 楽しめる部分を楽しんで、気長に続ける」こと。

発声練習はしっかり行えば行うほど効果が出ますが、
多くの皆様にとってのメインの目的は

「時間が無い中での声のコンディショニング」。

なので楽しみながらご無理なき範囲で気長に発声練習を
続けていただければと思います。


「発声練習ってなんか変。恥ずかしい!」
「絶対に人に見られたくない!」
「周囲に迷惑!」

という方は、車の中、屋外、個室など
安心して声の出せる環境でチャレンジしてみてください。


「簡略版・発声練習」のポイントのおさらいです。
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[ トークレスキュー的 簡略版・発声練習 3つのポイント]

ポイント① ストレッチ、ボディワークは欠かさない。

ポイント② 「ア行・ハ行・マ行・ラ行の短音」を重点的に練習。

ポイント③ ゲーム感覚(=声の強弱・高低・緩急など)も入れる

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「簡略版・発声練習」、ぜひ皆さんもぜひ試してくださいね。

トークレスキューでは志ある皆様を心から応援します。
次回のコラムもどうぞお楽しみに!(講師・高木)

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