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会話がはずまない皆様へ  「言葉のストローク」のすすめ

2017/06/26

トークレスキューの高木です。
「伝え方コラム」では人前の話を控えた方向けの記事を掲載しています。

きょうのテーマは「会話」





ビジネスの現場でも、実生活の中でも
「会話をいかにはずませるか」といった
コミュニケーションでのお困りごとは尽きないもの。

いかに会話をはずませられるか?

実はこれは非常に難しいテーマです。

ストレスフルな状況や、こじれた関係、個々の事情によっては
「会話のはずみようがない」というケースも多々あります。

なので「会話をはずませる○○の方法」のような
インスタントなノウハウほど、「現実では逆効果」
となるケースもあることを先にご理解ください。

そのうえでトークレスキューの講師として、
比較的成果の出やすい「会話のはずませ方」をご紹介します。


それは「話のストローク」です。

ストロークは「水泳のひとかき」とか
「ボートのオールのひとかき」などの意味がある言葉。

ここでは
「会話のキャッチボールの回数」とか
「一問一答の回数」とお考え下さい。


「話のストローク」を増やし、
「いかに相手の口を開いてもらうか」
ここだけに注目するのです。

「話の内容や言葉の意味は二の次」
「口を開いて声を出してもらうことが大事」とお考え下さい。


元ラジオ局アナの私は、取材現場でこの
「話のストローク」の手法を多用しました。

特に小さなお子さんへのインタビュー時にとても有効でした。

「お子さんにコンサートの感想を聞く」
という取材でのことでした。

インタビュー相手は小学生。
小さなお子さんにマイクを向けても怖がられるだけ。
最悪の場合、逃げられたり泣き出されておしまいです。

私は「話のストローク」を重ねることを意識しました。

答えやすい質問をいくつもテンポよく投げかけたのです。

「皆さんは何年生ですか?」   
「どこの学校ですか?」     
「きょうは何人で来たの?」など… 

一問一答で、相手が答えやすい質問をいっぱい投げかけたのです。

このとき敬語から始めるのも意味がありました。

敬語を使うことで

「私は年上ですが、皆さんとは初対面です。」
「だから礼儀に沿ってしっかり聞きますよ」

というメッセージになるからです。

こうした一問一答でストロークを重ねながら、
会話を重ねてゆくと…お子さんに変化が生じます。

表情の硬さが取れ、声のトーンがあがるのです。

そこでようやく本題の質問です。

そのときは、あえてフランクな口調にチェンジ。

「じゃあ、録音しますね」と説明してから…

「きょうのコンサート、どこが良かった?」

と質問するのです。

すると子どもたちは元気よく

「衣装がかっこよかった!」
「歌がすごかった!」

などと話してくれるのです。

インタビュー後はきちんとお礼を伝えました。

小さなお子さんといえど、気持ちを踏みにじれば、
浅いノウハウや小手先のテクニックは一瞬で見抜かれるからです。

実際の取材時間は少しであっても、信頼関係が出来て
仕事を通じた情緒交流につながれば、との思いもありました。

善人ぶるようで恐縮ですが、
「お礼の言葉のストローク」までもが一連の取材なのかともと、
年を重ねるにつれ思うようになったのです。

少々話が広がりましたが、今日のまとめです。
会話をはずませるテクニックのひとつは

「言葉の中身より、話のストローク」

補足しますと、

「すぐに答えられる質問」
「テンポよく一問一答」
「声のトーン、表情を重視」
「テクニックより情緒交流」

こうした点もぜひ意識してください。

皆様の職場や実生活でのよりよいコミュニケーションに
つながれば、と思っています。

トークレスキューでは志ある皆様を心から応援します。

次回のコラムもどうぞお楽しみに!(講師・高木)


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