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ご自身の早口が気になる皆様へ  「早口の使い分け」のすすめ

2017/06/27

トークレスキューの高木です。
「伝え方コラム」では人前の話を控えた方向けの記事を掲載しています。

きょうのテーマは「早口」



スピーチの講師となってから
「自分の早口が気になる」というご相談を時々いただきます。

「話しているとついつい早口になる…」
「たまに人から早口だと指摘を受ける…」
「でもなかなか自分でブレーキを掛けられない…」
といったお困りごとです。


そんな皆様にご提案するのは

「早口の使い分け」です。

なぜかというと早口にはメリットとデメリットの
両方があるからです。


まずは早口のメリットから確認しましょう。

早口になれば、大量の情報を伝えられます。

早口な方は情報量が豊富な方。
専門知識が豊富で、その分野の実績もエピソードも多数。

そうした知見を限られた時間で伝えようと
無意識に早口になるケースが多いのです。

つまり「早口」は知識の豊富さの証で、
言語化の能力の高さのあらわれでもあります。

また早口は場を盛り上げ、笑いを生む効果があります。
最近のバラエティ番組やフリートークは、驚くほどの早口。
それが心地よい言葉のリズムとなりますよね。

早口は迫力をも生みます。
スポーツ実況の現場ではわずか数秒で状況を伝えます。
野球実況の場合、ランナーの盗塁は2秒、ホームランは5ー6秒、と言われます。
この数秒で状況を言葉にすることで、実況に迫力が出るのです。

よって早口は悪い面だけではないのです。


一方で、早口には皆さんもお気づきのデメリットがあります。

早口は相手を「威圧」します。
ついつい早口になる「口げんか」がその一例です。

早口は「伝達力」を下げます。
早口は「相手の聞きづらさ」につながります。

早口は「印象」を下げることがあります。
早口は「焦っている人」「知識自慢をしたい人」
「いっぱい話してすっきりしたい人」
という印象すらも生じさせるのです。



では早口対策はどうすべきか?

早口のメリットとデメリットを踏まえて
「早口の使い分け」が有効かと思います。

「早口も可能。ゆっくりも可能。」

この考え方がおすすめです。

アナウンスのテクニックの一つで
「チェンジ・オブ・ペース(緩急)」という技法があります。

「チェンジ・オブ・ペース」は話すスピードを変える
「緩急の使い分け」です。

これはアナウンサーたちが身に着ける基本技法のひとつ。
「早口も可能、ゆっくりも可能」とすることで、
さまざまなアナウンスやナレーションに対応できるのです。

こうしたことをふまえて、きょうのまとめです。

早口で悩むのは損です。
早口とゆっくりの使い分けができればOKです。

ビジネスの現場や大事な場面では「基本ゆっくり」
必要に迫られたときや盛り上げるときは「少し早口OK」

こうした「早口の使い分け」がおすすめです。

さらに、聞き手の表情もチェックしながら
「早口+ゆっくり」の両方を使い分けて、
相手との「間(ま)」と「呼吸」をうまく合わせられると、
印象が大きく変わるかと思います。

皆様のヒントになれば幸いです。

トークレスキューでは志ある皆様を心から応援します。
次回のコラムもどうぞお楽しみに!(講師・高木)


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