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【スピーチコラム】 コール&レスポンス(掛け声)のコツ

2018/11/22

【スピーチコラム】コール&レスポンス(掛け声)のコツ

このコラムではスピーチや人前で話す皆様向けの
お役立ち記事を掲載しています。

プライベートレッスン受講者様からご質問をいただきました。

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Q:「近く選挙がらみの会合があります。
 そこで「ガンバロー」という掛け声の担当になったのですが
 あまり経験がないのでコツがわかりません。
 どうしたらいいでしょうか?」

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この講座の事業拠点がある茨城県内でも
近く県議選があるので、同様のお困りごとは
県内各地、さらには選挙を控えた全国各地で
見受けられるのかと思われます。

今回は特定の政党や政治的思想と全く関係なく、
アナウンスの技法としてご質問に答えたく思います。



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掛け声対策は「コール&レスポンス」の手法が効果的です。

「コール&レスポンス」は「話し手の掛け声」と、
「聞き手からの返しの反応」のやりとりの意味です。

コール&レスポンスの達人はミュージシャンやアイドルの皆さん。
ライブ会場で客席からの掛け声や反応を上手く引き出して
会場の一体感を生み出しますよね。

特にaikoさんのライブの「コール&レスポンス」は
「aiko名物」ともいえるほど盛り上がります。

講師の私・高木も、実はこのコール&レスポンスの手法を
放送現場で多用しました。
公開放送やステージイベント、司会業の時などです。

私はラジオ局のアナウンサー兼ディレクターでしたので、
公開放送やイベント時は「前説(まえせつ)」
(=会場の雰囲気を温める前説明)も長年経験してきたのです。

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コール&レスポンスのコツは主に3点。

①予告
②短いフレーズ
③ポーズ+プロミネンス(間+強調)


この3つの技法を組み合わせます。

ポーズは「間」、プロミネンスは「強調」を意味する
アナウンス技法の用語です。

ご質問者様の事例=選挙関連の会合で説明しましょう。
「県議選、頑張ろう!」のコールをするとします。
このような事例になると思われます。

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担当者:

では皆さん、ここで頑張ろうコールを行います。
私が「県議選」と言ったら、
「頑張ろう」と手を挙げてご唱和ください。
「県議選、頑張ろう」です。3回繰り返しますよ。


 ①予告1回目。何をするか知らせます。

よろしいですか?

県議選と言ったら、頑張ろう、と手を挙げてくださいね。
3回繰り返します。大きな声で、ご唱和くださいね。



 ①予告2回目。
  周囲の状況、表情を見て、理解を促します。

 ②短いフレーズ。
  相手が言いやすい一言、行いやすい動作とします。

  

では、参ります。(間)

県議選、頑張ろう!/頑張ろう! (強調)
頑張ろう/頑張ろう!
頑張ろう/頑張ろう!


ありがとうございました!(拍手)

 ③ポーズ+プロミネンス
  間と強調をしっかりと意識します。


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頑張ろうコールの場合、2回目、3回目は
「頑張ろう」と呼びかけて、
「頑張ろう」と返していただくコール&レスポンスの方が
リズムと語感が良くなります。

アナウンサーやディレクターが使うテクニックは多種多様です。
公開放送で使うような手法も場の盛り上げでも十分活用できるのです。

私は講座で「スピーチには音楽的要素がありますよ」とも説明しますが、
こうした掛け声(コール)はミュージシャンの皆様のライブ感覚と
通じるものがありそうですね。

掛け声担当の皆様のご参考になれば幸いです。
(講師・高木)

プライベートレッスン・個別相談の情報はこちら
http://www.talkrescue.jp/course/#section95_1