【スピーチコラム】乾杯のご発声を頼まれたら

2019/07/13

スピーチ講座トークレスキューの高木です。
このコラムではスピーチを控えた皆様や
人前で話す皆様向けの記事を掲載しています。

――――――――――――

今日のテーマは「乾杯のご発声」



1月の新年会シーズンから12月の忘年会の季節まで
「乾杯のご発声」の機会は年間を通じて多いもの。

少人数の懇親会ならば気は楽ですが、
人数の多い会場では乾杯のご発声も難易度が上がります。

「宴会は好きだけど、大人数の乾杯は苦手…」
という方も多のではないでしょうか?

そんな皆様にアナウンサー視点での
乾杯のヒントをご紹介します。

――――――――――――

ここでは3つのポイントを紹介します。

3つのポイントは

(1)ポーズ(間)

(2)プロミネンス(強調)

(3)振り切り


この3点を意識していただくと、
乾杯のご発声のもたつきが大きく改善し、
周囲の信頼獲得につながります。

それぞれについて説明しましょう

――――――――――――

(1)ポーズ(間)

「ポーズ」は「間(ま)」の意味の用語。
乾杯時は 数秒の無言の間(ま)が大事です。

乾杯時の「間(ま)」は場面転換の意味のほか、
飲み物・状況確認、来場者との呼吸合わせなど、
複数の意味があります。

場を整える意味で10秒以上の間(ま)
置くことも決して珍しくありません。
無音の空白を怖がらず、しっかり間を置きましょう。


(2)プロミネンス(強調)

プロミネンスは強調を意味するアナウンス用語。
声量を上げ、声のトーンを高くすれば
それだけで「強調」となります。

逆に「乾杯!」という時に言葉を強調しないと、
周囲が乾杯をしてよいのか、戸惑ってしまいます。

乾杯時の声の強調(プロミネンス)は、
場の雰囲気を華やかにする効果のみならず、
「宴の始まり」という「合図」の意味もあるのです。


(3)「振り切り」

「強調」の要素と重なる部分ですが、
乾杯時に声を振り切ることはとても大事です。

「大きな声は恥ずかしい…自分のキャラと違う…」
などと思わず、声の振り切りは
「お集りの皆様をもてなすための声」
お考えになって、堂々と声を張りましょう。

声のレベルメーターの針振り切れるイメージ
強く大きめの通る声を意識しましょう。
――――――――――――

例文で確認しましょう。

――――――――――――

皆様、グラスの準備をお願いします…(間)

ご準備はよろしいでしょうか…   (間)

では皆様の益々のご多幸とご健勝を祈念して… (短めの間)

乾杯!! (強調・振り切り)

…ありがとうございました!(拍手)

―――――――――――――

よく聞く乾杯の例文ですが、
アナウンサーらが使う手法で分析すると、
ポーズとプロミネンスの掛け合わせ」、という
見方も出来るのです。

まずは知識として乾杯のポイントを知り
乾杯本番前に実際に声を出すリハーサルをされると
より効果があります。

乾杯のご発声は実はあなどれない要素

通る声、振り切った声で、乾杯のご発声を
信頼獲得の場につなげてください。

皆様のご参考になれば幸いです。
(講師:高木圭二郎)

[内容更新:2019年7月14日]

―――――――――――――――

スピーチ講座トークレスキューでは
一生懸命な皆様を心から応援しています。

水戸会場プライベートレッスンの情報はこちら


スピーチ講座トークレスキュー プライベートレッスン
https://peraichi.com/landing_pages/view/talkrescueprvt

茨城県央・県北・近郊の皆様も
水戸市内でのレッスン受講が可能です

茨城県南・県西の皆様や栃木・埼玉・福島・
千葉・都内の皆様も大歓迎ですよ。

―――――――――――――――

講師の高木はマスコミ対応研修・説明力向上などの
コミュニケーション研修も実施しています。

企業研修の情報はこちら

メディアレクチャーズ
https://media-lect.net/


―――――――――――――――

【動画】セミナー・講座の様子を動画で公開しています。

トークレスキューTV