• トップ
  • ブログ
  • 【講師のフリートーク】2020年のラジオ論 (長文)

【講師のフリートーク】2020年のラジオ論 (長文)

2020/03/07

この欄では講師の高木がフリートーク的に
世の中の出来事やエピソードなどを紹介します。
講師自身の体験談や思いも重ねます。

スピーチ講座や研修講師業務と別の話ですが、
講師の人となりが皆様に伝われば幸いです。

――――――――――――――

今日のテーマは「2020年のラジオ論」



2020年3月、久々に
あるラジオ番組に投稿しました。

大変お世話になったお二人が
コミュニティFMでご出演とあって、
メッセージ送信をしたのです。

やっぱり、ラジオは楽しいですね!

知っている人が音楽やCMの間で
多くの人に向けて話している。

しかも自分のメッセージも
放送で紹介してくれる。

純粋にリスナーとしてラジオの
楽しさを体験したところでした。

そんな私のラジオ論=放送メディア論を
個人的な体験談と共に書かせていただきます。

長ーい文章です。ご容赦くださいね。

―――――――――――

私は若く見られますが1971年生まれ。
2020年3月の時点で48歳です。
私はラジオが欠かせない最後の世代でした。

小学生の頃はAMやFMで音楽の
チャート番組をいっぱい聞きました。
歌謡曲、アイドル、ニューミュージック、そして
ロックへと音楽の流れが移りかわる時代でした。

中学生の頃は深夜のラジオ番組で夜更かし。
オールナイトニッポンなどが大好きで
ミュージシャンやタレントのトークを録音。
このころラジオの長時間録音は
カセットテープが主流でしたが、
私はビデオテープを活用。
VHSの3倍モードで音声だけを録音したのです。

高校、大学の頃はFMラジオが活況。
スキー場やCDショップでも
「オサレな洋楽」や「渋谷系」が
いっぱいかかっていました。

社会人時代は、放送業界での業務。
ラジオの現場で働く経験を重ねました。
報道、スポーツ実況、情報番組、
若いころはバラエティ番組も担当しました。

私たちの世代にとってラジオは大事な
エンタテイメントのツールだったのです。

―――――――――――

しかし時代は大きく動きます。
私が茨城のラジオ局に入社したのは1997年。

テレビの現場からの転職でしたが、今も当時も
テレビこそがメディアの最上位の位置づけ。

取材で子供たちにマイクを向けても、
「何チャンネル?」
「どこのテレビ?」
「ラジオって何?」という状況でした。

ラジオがメディアの主流だった全盛期は、
戦前、戦中、戦後から昭和40年台頃まで
と考えられています。

―――――――――――

そんなラジオは災害を機に見直されます。

1995年の阪神淡路大震災を機に全国各地に
コミュニティFMを作る動きが発生。
市区町村単位の放送局が続々と出来ました。

2011年3月11日の東日本大震災の際は、
災害FMが被災地で続々と誕生。

電池一つで避難所にも生活情報が届くラジオは
大きく見直されたのです。

しかし普段ラジオを聞く人はごくわずか。

カーラジオや、自営業の方の作業時、入院中の方が
ベッドの上で聞く、などのラジオ視聴はあっても
テレビで情報を得てネットで情報を得る時代に映り、
ラジオの存在感は長年停滞していたのです。

―――――――――――

マス5媒体という言葉があります。
テレビ、新聞、雑誌、ラジオ、WEBの
5つのマスメディアを指す言葉です。

ラジオはこの5媒体の中でも
特に広告費が少ないメディアとされます。

ですが、日本全国でラジオ局は
どれくらいあるか、皆様ご存知でしょうか?

民放連加盟社で全国に約200社。

さらにコミュニティFMと呼ばれる
市区町村単位のラジオ局が約330社。

もちろん全国にNHKラジオもあります。

きちんとビジネスとして成り立っているラジオ局も
それなりにあるのが、2020年のラジオ業界を
とりまく現状なのです。

―――――――――――

私・高木は現在、マスコミ対応や
広報力向上の研修講師として活動しています。

マスコミ系の研修の中で、
私はいつもこう伝えています。

「今のラジオは 聞く・出る・創るメディア」

という説明です。

ラジオを一方的に聞くだけの時代は、
はるか昔に終わっています。

番組出演の機会はコミュニティFMを中心に
昭和のラジオの全盛期より、
はるかに重ねやすくなっています。

ボランティア形式であれば
コミュニティFMのスタッフの一員に
加わることも十分可能性があります。

参考ですが、コミュニティFMの番組が
放送業界の大きな賞の一つの
ギャラクシー賞に届いたケースもあります。

ラジオは、市民の皆様の双方向メディアとして
着実に機能しているのです。

だってラジオに出られたら、ちょっと嬉しいでしょ?

―――――――――――

「じゃあ、ネットラジオはどうなの?」

という点も説明しましょう。

Youtube等を通じたネットラジオは、
コンテンツにより既存の放送局の影響を
大きくしのぐことが起きています。

ネットの情報を、今や既存のマスコミが
「後追い」をしています。

マスコミ業界にはリサーチャーと呼ばれる
調査専門の職種の方がいますが、
情報の感度の高いこうした方々は、
ネット上の音声情報も無視していません。

このところタレントの皆さんが懸命に
Youtubeに出ているのは、地上波の放送局の
出演機会が限られていることもありますが、
ネット上の動画や音声配信の重要性を
認識し始めたから、ともいえるのです。

このネットラジオの点について
私はこう考えます。

ネットラジオと既存メディアは、

「相乗効果を生むもの」

という視点です。

ネットラジオで火が付いた情報が、
文字情報になりWEB上でさらに広まる、
という流れも期待できるのです。

こうしたワンソフトマルチユース=
一つのソフトを複数回使う複合的な
メディア戦略が、今後も有効とされます。

なので、

「ネットラジオも生かす」
「チャンスがあれば、コミュニティFMも狙う」
「テキスト化して情報を文字で見せる」

このかけ合わせが効果的と考えます。
手間はかかりますが、このメディア戦略は
決して悪くないはずです。

―――――――――――

ということで、私・高木なりの
2020年のラジオ論のまとめです。


1 ラジオは聞く・出る・創るメディアに変化

2 番組制作や賞のエントリーもできる

3 ネットラジオは既存メディアと相乗効果に


ちなみに海外ではラジオがテレビ同等に元気な国もあります。
北欧やアメリカなどがそうですね。
海外の事例も参考になるかもしれません。

ラジオは災害時のメディアとしてだけでなく、
一般市民にも広く開かれた
「可能性十分のメディア」と言えそうです。

長文を読んでくださり誠にありがとうございます。
皆様のご参考になれば幸いです。
(講師:高木圭二郎)


​​​​――――――――――――――

講師・高木の事業一覧ページはこちら

フリーアナウンサー・研修講師 
高木圭二郎 ビジネスインデックス
https://peraichi.com/landing_pages/view/takagikeijirobiz


―――――――――――――――

スピーチ講座トークレスキューの情報はこちら。

水戸会場ではプライベートレッスンを実施しています。


スピーチ講座トークレスキュー プライベートレッスン
https://peraichi.com/landing_pages/view/talkrescueprvt

茨城県央・県北・近郊の皆様も
水戸市内でのレッスン受講が可能です

茨城県南・県西の皆様や栃木・埼玉・福島・
千葉・都内の皆様も大歓迎ですよ。

―――――――――――――――

<研修・講演のご案内>

講師の高木は広報力講座の他、マスコミ対応・危機管理研修、
情報共有力講座など各種研修を実施しています。

研修事業は「メディアレクチャーズ」名義で展開中。

研修事業の情報はこちら

メディアレクチャーズ
https://media-lect.net/


―――――――――――――――

マスコミ対応研修のページはこちら
 

メディアレクチャーズ マスコミ対応研修ページ
https://peraichi.com/landing_pages/view/mediataiou

―――――――――――――――

 
司会業ページはこちら



式典アナ.pro
https://peraichi.com/landing_pages/view/shikitenanapro

―――――――――――――――

【動画】

セミナー・講座の様子を動画で公開しています。
研修型講演「伝わる話し方」の内容を紹介しています。
 

トークレスキューTV